「いちごさん」デビュー 佐賀県が7年かけて「理想のいちご」新品種を開発

いちごさん

佐賀県は10月16日、「さがほのか」以来20年ぶりとなるいちご新品種のブランド名を「いちごさん」と発表した。収穫量や作付面積が減少し、生産者が高齢化している県内のいちご産業の復活を目指す。

佐賀県のいちご収穫量は2007年から2016年の10年間で31.7%減少。全国順位は5位から8位に下がっている。

ハフポスト日本版の取材に対して、佐賀県の担当者は「20年前に比べると県内のいちごの作付面積は半分になっている。高単価が見込まれる12月や1月にも安定供給でき、収穫量も高い『いちごさん』をV字回復の切り札にしたい」と語った。

生産者の高齢化も深刻になっている。「今まで、農家に育った若者は家業を継ぎたくないと思っていた。そのイメージを変えたい。農家が儲かることで就農者を増やしたい」と意気込む。

「いちごさん」は開発に7年の歳月をかけた。佐賀県・JA・農家が一体となり、1万5000の試験株から選び抜かれた品種となっている。キャッチコピーは「眺めてうっとり、かじって甘い」。

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山口佐賀県知事は、「『いちごさん』を一言でいうと、『理想のいちご』です。凛とうつくしい色と形、華やかさでやさしい甘さ、果汁のみずみずしさをもつ、まさに『クイーンオブいちご』です」とコメントしている。

「いちごさん」は11月下旬頃から収穫が始まり、首都圏等に向け出荷を開始する。今後は県内の「いちごさん」生産農家を拡大し生産量を年々増加させる予定となっている。

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Source: ハフィントンポスト