11歳少女が借りた本、84年ぶりに図書館に返却 「返ってこないよりマシだろう?」

返却された本

アメリカ・ルイジアナ州の図書館に、1934年に貸し出された本が84年ぶりに返却された。

図書館が10月2日、Facebookで発表した。

返却されたのは、エドガー・リー・マスターズ氏の著作「スプーン・リバーの詩集」。1934年に11歳の少女がレンタルし、その息子が10月1日に返却した。図書館は「返ってこないよりマシだろう?」と見事な反応を見せている。

本の写真も投稿され、表紙や中身がボロボロになっており、年月を感じさせる。一緒に投稿されたメモには、「返却された方は、家の掃除中にこの本を見つけた」と記されている。

図書館は延滞による罰金は取らない方針で、仮に徴収する場合でも、規定により「最大で3ドル(340円)」と説明している。

図書館のアシスタントマネジャーは、返却した男性が本来は母親が返すべきだったと話していたと、CNNの取材に説明。「男性は、母親が未だに本を持っていたことに驚いていた」とも話した。

本は製本がゆるくなっていたため、図書館は貸し出しを中止したという。

AP通信によると、「スプーンリバーの詩集」に紹介されている詩は、空想の街にいる死者の視点から書かれている。

そうした背景から、図書館はFacebookのコメントで「ハロウィーンを控えた時期に、数十年ぶりに返却されるのにふさわしいオバケが取り憑いていそうな本だ」と説明している。

Source: ハフィントンポスト