会話が苦手な人でも大丈夫。おしゃべりのスキルを上げる8つの方法

パーティーや会食の場での雑談を、苦手に感じた経験があるだろうか。知らない人との雑談は、内向的な人だけではなく外交的な人でも気を使う。

それに今はスマホの時代。リアルな生活での会話が減っている中で、雑談を苦手に感じる人は増えているかもしれない。

「テクノロジーへの依存が、私たちを孤立させています」と話すのは、人材コンサルタントのS. クリス・エドモンズ氏だ。「10年前と比べて、私たちは人と話さなくなっています。会話のスキルが下がっているのかもしれません。何から話し初めていいのかわからないという人もいるでしょう」

しかし、雑談が苦手な人でも楽しく会話をする方法はあるという。エドモンズ氏ら会話のプロに、おしゃべりのスキルを上げるアドバイスを聞いた。

会話はいつか終わる

雑談が苦手でも、緊張しなくていい。雑談はいつかは終わるもの。だから”苦しみ”と捉えるのではなく、”相手との共通点を知るための体験”として、リラックスして楽しんで欲しい、とエドモンズ氏は話す。

「雑談は、それほど長く続くわけではありません。パーティーや食事の場では、一人の人とずっと話すわけではありません。ほんの5分か10分、話せばいいのです。逃げ出さなくて大丈夫」

おしゃべりな相手には、話すのを任せよう

世の中には外交的な人と内向的な人がいる。正反対のタイプだが、意外にも話し相手としての相性は悪くないと、会話についての著書があるマリッサ・ワッズワース氏は述べる。

「外交的な人は、すぐ人に打ち解けて会話する能力を持っています。内向的な人は、人の話を聞く才能があります。この正反対の才能はお互いを補います。それに、どちらも話しっぱなしになる事態を避けられます」

たくさん質問をしよう

最新研究からもわかっているが、スムーズな会話のコツは「たくさん質問をすること」。だから雑談する時は、詮索好きになろう。相手は自分に興味を持ってもらえると喜ぶし、話している方も自分への注目を逸らせる。ワッズワース氏はこうアドバイスする。

「どんな人が好きか、趣味は何か、好きなものは何か、どうしてそれが好きなのか、自分の得意・不得意をどうやって発見するのか、仕事で問題が起きた時はどう対処するかなど、色々聞いてみましょう」

ただし、矢継ぎ早に質問しすぎるのは避けた方がいいという。

「レポーターのように質問するのはお勧めできません。そして相手の話したことに対して、必ず自分の考えを伝えるようにしましょう。そうすれば相手とのつながりをつくれます」

ありきたりの質問をやめよう。

「元気ですか?」「しょっちゅうここに来るんですか?」。誰もが口にするような質問が、悪いわけではない。でも質問の内容を工夫すると、会話の内容が充実する。ちょっとした工夫で会話は大きく変わる、と会話について著書があるデボラ・ファイン氏はアドバイスする。

「『お元気ですか?』の代わりに『最近何か変わったことはありましたか?』、『ご家族はお元気ですか?』の代わりに『ご家族では、近頃どんなことがありましたか』と聞いてみましょう」

「自分の話はつまらない」と考えるのを止めよう

「ウィットに富んだ会話なんてできない」「自分の仕事なんてありきたりで面白くない」と思ってはいないだろうか? でも私たちひとりひとりが、ユニークな視点を持っている。ニュースやポップカルチャーについてのあなたの意見は、相手の興味を引くかもしれない。ワッズワース氏はこう述べる。

「あなたには、あなたしか語れないストーリーや視点があります。会話が苦痛なのは、表面上の話しかしていないからです。会話を面白くするためには、重要なテーマや興味深いトピックについて話す勇気が必要です。最高の会話をするために必要なのは勇気と自信、そして肯定的な姿勢と誠実な言葉です」

自分の思っていることを話してみよう。そうすれば、きっと相手も深い会話をしてみようと思うはずだ。

ジェスチャーを使ってみる

身振り手振りが得意じゃなくても、ジェスチャーを取り入れるのはお勧めだ。少しのジェスチャーも、会話を盛り上げるのに役立つ。表情やボディランゲージは、話をしっかり聞いていることを相手に知らせる手段として有効だ。ジェスチャーをする人はしない人に比べて、相手から200ミリ秒早い返事が返ってくるという研究結果もある。

それにジェスチャーには、会話が途切れて雰囲気が気まずくなるのを防ぐ効果もある。入社したばかりの同僚に「デートアプリを使って失敗した話」をする時に、絶望的な表情で手で顔を覆うと、相手はこれは笑っていい話なんだと理解し、会話がはずむ。

一言で返事しない

質問された時には、一言か二言で答えるのではなく、相手がじっくりと考えられるような返事をしよう。

「雑談を盛り上げるための鍵は、話しやすい相手になること。『夏はどう過ごしたの』と聞かれたら、『すごく充実していました。庭で野菜を育てたり、あとサイクリングに行きました』とか『仕事でやってるプロジェクトで、めちゃくちゃ忙しい夏になってしまいました』とか、会話のとっかかりとなるようなことを答えましょう」と、ファイン氏はアドバイスする。

良い返事は相手を会話に引き込む。ただし、あまり詳細すぎる返事はお勧めできないという。野菜についての詳細や、サイクリングの細かいスケジュールを伝えると、相手は圧倒されてしまう場合もある。ファイン氏はこう指摘する。

「相手の興味を引く話題ではない場合もあります。あまりに細かい話はしないほうがいいでしょう」

雑談は、友情やロマンスの始まりになるかも知れない

ここまで読んで、雑談は思ったより悪くないと思ってもらえたら嬉しい。さらに良い点として、雑談は大切な人と出会うきっかけになるかも知れない、とワッズワース氏は話す。

「雑談からは可能性が生まれます。友情や、笑い、興味深い話、仕事の情報、デート、楽しい話、帰属感を感じることなど、ワクワクするような話をしましょう。雑談は、大切な関係が生まれる第一歩なのですから」

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ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

Source: ハフィントンポスト